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OWNERS BLOG社長ブログ

ジェームズタレル ト クマサン

2017年04月27日

旅の続き。

南魚沼市から十日町市へ。越後妻有トリエンナーレの作品が点在する町にタレルの作品があります。

光の館。

東北の震災の直後、計画停電で照明や電化製品、日々の生活や仕事と電力とのかかわり方に関心がもたれた事は皆さんも記憶に残っているとことと思います。

その頃、私は谷﨑潤一郎の「陰翳礼讃」を読み、偶然にもこのタレルの作品を雑誌で目にしました。

タレルの作品は直島の地中美術館や家プロジェクトの南寺で体感してきましたがようやく新潟へ行くことができました。

来館者は誰もいなくスタッフの方に説明を受けながら作品をゆっくり観賞できました。

天井を見上げながら思い起こされたのは計画停電の時に工夫して使用したキャンドルや節電、電気のありがたさ、そして災害にあわれた方々のことでした。

設計デザインする中で自然光のあつかいは大切ですね。

天井が閉じている

 

 

半分開

 

 

全開口

 

 

雲がながれて

 

 

天井が閉まりはじめる

 

 


十日町を離れ新潟県内の隈さん作品巡礼。

陽の楽屋

 

 

アオーレ長岡

 

 

谷口先生とはまったく違う建築。隈さんは偉くなっても小さい店舗やテナントも手を抜かずちゃんとデザインするのが好きです。

以前、品川のPIGMENT(ピグモン)に画材を買いに行きましたがインテリアよかった。